汕尾射殺事件、解決のメドが立たず

【大紀元日本12月16日】中国広東省汕尾市東洲村で起きた発電所の建設に反対する現地住民を射殺し、多数の死傷者が出た事件は発生からすでに、9日目に入ったが、解決のメドは依然立っていない。

大紀元の取材に対して、東洲村の住民は現在、亡くなった住民の自宅前に政府職員が監視しているので、外部との接触を許されていないと話した。遺族と接触した人はどのような理由があっても、公安部門からの取調べを受けているという。

中国政府は先日、射殺を命じた汕尾市公安局・呉声副局長を逮捕したと発表したが、内部情報によると、逮捕の三日後、呉副局長はすでに釈放されたという。

住民らは事件の早期解決を強く望んでいるが、中央政府が解決に動く気配はみられないという。

(記者・高リン)

 

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