歪んでいる日本の親中派

【大紀元日本4月13日】 日本を訪問する際に強く印象を受けたのは、普通の日本人は中国に歩み寄るのと中国を恐れているのと二種類に分かれている。ここで指す中国は中国の人民ではなく、中国の政治なのだ、すなわち中共政権である。この点において日本人は米国人と大きく異なっている。米国では、中国を論じると、米国人は大抵まず中国人への具体的な感情が湧き出す。しかし、日本では、中国を提起すると、日本人の心を覆うのは中共または中共政権しかいない。

私は韓国に一週間滞在していた。この問題に関して、韓国人もまた違った態度でいる。彼らは中国の政治に対して、非常に独立した精神を保持し、特別な脅威感または親近感を持っていない。日本は異なっている、歴史へのうしろめたい気持ち、それに加え親中勢力が長期に日本政府と社会を主導してきたため、普通の日本人でも(中共政権に対し)精神上重い負担を背負ってきた。このような現状に私は悲しく感じている。

うしろめたいと論じるならば、一番そう感じるべきなのは中共なのだ。中共政権が直接または間接に殺害した中国国民は日本よりも多い、中共が中国国民にもたらした災難は日本よりもさらに深刻である。しかし、この中共はいまだに「人民の救世主」と自称し続け、「共産党がなければ新中国もない」との歌声がいまだに中国全土で聞こえてくる。中共の政治家と比べれば、日本の親中派の左翼政治家は、善良すぎるくらいだ。

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