インドネシア:鳥インフルエンザ・ウイルス、ブタから検出
【大紀元日本5月20日】インドネシア当局は18日、北スマトラ州カロ県クブシンベレン村のブタより、鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。同村で少し前、鳥インフルエンザに感染した一家8人の内、5人がH5N1型ウイルス感染で死亡した。インドネシア農業部は北スマトラ州で最近発生した鳥インフルエンザ感染死亡事件の原因をブタによるものと暫定したという。
ロイター通信によると、インドネシアのアントン・アプリヤントノ農業大臣は17日、北スマトラ州クブシンベレン村の各種家畜類に対して、ジャワ州の主要動物研究センターへ検体を送り、検査を行なっていることを明らかにした。11の検体の内、10体が陽性を呈したとの結果。
アプリヤントノ農業大臣は、ブタの検体から陽性を呈したウイルスはH5N1型であるかどうかについて言及しなかったが、さらなる検査を行なっていることを示した。カロ県の住民の大半がカトリック教およびキリスト教のガーダ族で、自宅でブタの飼育を行っているという。
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