カナダ政治家、英議会で中国臓器狩りを非難
【大紀元日本7月20日】英国前外交官・シャロー卿の招待を受け、カナダ外務省前アジア大洋州局長で前国会議員のデービッド・キルガー(David Kilgour)氏は、英国上院で中共政権の臓器狩りに関するシンポジウムを開いた。英国国会議員や、内政部の閣僚、華人代表者など各界の人々と英国のメディアがシンポジウムに参加した。BBCなどはキルガー議員を独占取材した。
キルガー氏はシンポジウムでまず中共の臓器狩りを調査した独立報告書の内容を大筋に紹介し、その後参加者らの質問に答えた。同議員は、1999年(法輪功への集団弾圧が始まった年)から中国で計4万1千5百件あまりの臓器移植の供給源は不明で、生きている法輪功学習者の臓器を強制摘出する告発はこの疑問を解釈したと指摘、「中共政権は、この4万件1千件あまりの移植はすべて死刑囚が提供した臓器であるとまったく証明できない」と述べた。
その後、英国の法輪功学習者・罗娜氏は、中国強制労働収容所に監禁された際の実体験を語り、「収容所で、法輪功学習者だけが身体検査と血液検査を強要された、そのほかの囚人は同様な検査をまったく受けなかった」と明かした。
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