中国人、十万人が日本に帰化
【大紀元日本8月5日】1952年から2005年末までの間に日本に帰化した中国人は9万6762人で、そのうち2005年に日本に帰化したのは4427人であることが、法務省民事局で発表した資料により明らかになった。日本に帰化した中国出身者の大部分は日本に住まいをもち職も安定し、まじめに暮らしている。現在、多くの中国人の若者が日本国籍を取得した後、再び中国に帰って事業を興している。その理由は日本国籍を持つ中国出身者は中国では特別待遇を得ることができ、しかも給料待遇も優れているからであると言われている。1989年以来日本に帰化しようとする中国人は増加化し続けているという。
日本国際交友ネットによると、日本に帰化した中国出身者Aさんが同ネットの記者にこう語った。中国人として中国の香港に行く場合は、必ず中国大使館にお金を払ってビザをもらわなければならず、許可が下りてようやく行けます。しかし、日本国民として香港に行く場合は、入国手続きためのビザの手数料が不要で、しかも行くたびに香港に3ヶ月の滞在ができ、何回行ってもよいのです。ある日本の旅行会社の社員が、日本人の男性に聞きました。「貴方の奥さんは中国人なのに、なぜ中国の香港に行くのにビザが必要なのですか。」この男性は答えられなかったので中国人の奥さんがこう答えました。「中国国内には中国人が行けない場所がたくさんあるだけではなく、多くのマーケットでは中国人の入場が禁止されています。これが中国の国情です。こんなことはしょっちゅうあります。」
日本人に帰化した別の中国出身の女性Bさんはこう言った。「私は数人の日本人の女性と一緒に中国に旅行に行きました。中国のある大都市の駅で並んで切符を買うとき、当時たくさんの人が並んでしましたが、駅員は私たちが日本語を喋っているのを聞くと、外国人は優先されると私に言いました。私は日本のパスポートを提示することで列に並ばなくても切符を手に入れました。皆が不思議に思いましたので、外国人は優先されると私は答えました。皆はびっくりした様子で続けて聞いてきたので、中国は外国観光客を優先待遇している」と答えました。