【ベルリン便り】ベルリンの中心地で着物ショー

【大紀元日本9月20日】9月16日に、ベルリンの文化関係の催物が多く開かれる会場、ウラニアでベルリン在住、日本人女性有志による着物ショーが開かれた。内容は着物一般の紹介に始まり、紬や染付けなど用布の説明、浴衣・訪問着・振袖・留袖など種類の紹介、着付けの順序・帯結びの実演に至る盛りだくさんで専門的なもの。最近、日本でもあまり目にすることのない番傘や高歯の雨下駄、割烹着などレトロな小物も飛び出した。第2部は、地元で活躍の音楽家、豊田元子さんの伴奏でザイツ貴世さんが日本の歌を熱唱し、クリストあづささんがビオラを演奏して始まった。

メンバーは、ベルリン在住31年というフイシュ三枝子さんと美容師の資格を持つシュミットあけみさんを中心に、ドイツで活躍する音楽家、美術家、日本語教師などで、半年ほど前から厳しい猛暑の夏も、着付けの練習を重ねたという。「母が買ってくれた着物を着るチャンスができて、うれしい」というメンバーも。フイシュ三枝子さんはドイツに来てから、日本の伝統を見直し、生け花や茶道、着物に関心を持つようになったと話す。

着物ショーは今回で11回目、ベルリンや近隣都市などで行ってきた。今回のウラニアもほぼ満席に近い状態で、日本の着物に対する関心の高さをうかがわせる。「和服の色使いは本当に豊かで、時にハッとするような色の組み合わせがあるのに、よく調和が取れていますね。ベルリンでこんなに詳しく日本の伝統衣服について見聞できて、とても満足しています」と女性の観衆が感想を述べた。

ベルリンの着物ショーで(大紀元)

ベルリンの着物ショーで(大紀元)

(門脇)
関連記事
中国の古典小説『水滸伝』に登場する百八名の好漢の一人で13番目にあたります。酒好きの長身でした。
千年以上前の北宗は、脆弱で腐敗した宮廷のもとで、常に侵略に遭い、壊滅寸前の状態にありました。しかし、武勇に恵まれた皇室の一人が、戦を率い、朝廷を存続させました。
新型コロナウイルスCOVID-19の変異は消える気配がなく、人々は自然で安全かつ持続可能なウイルス対策が必要です。最新の研究によると、柳の樹皮エキスが以前に発見されていなかった広範囲の抗ウイルス活性を示しています。 フィンランドの科学者チームによるこの研究では、柳の樹皮エキスが、不活化されたコロナウイルスSARS-CoV-2、HCoV-OC43、および腸病毒に非常に効果的であることがわかりました。
中国四大奇書の一つ『水滸伝』は、 14世紀に施耐庵が著したものです。冒険、疫病、英雄伝、ならず者の世界などの民話の集大成で、宗代に実在した盗賊の一味から題材を得ています。
肉体が亡くなっても、魂は存続し続けるでしょうか? このような素朴な疑問を抱く人は少なくないでしょう。古代から、異なる民族に異なる伝説が存在しますが、そのほとんどは魂の存在を認めています。