蘇東坡と東坡肉
【大紀元日本9月24日】「東坡肉」(トンポーロウ)の考案者は、北宋の政治家で唐宋八大文学者の一人・蘇軾(そしょく)(1036-1101)である。蘇軾は、流罪となった時に東の丘陵地域の東坡に小屋を建て、自らを「東坡居士」と称したことから、蘇東坡(そとうば)の名称で親しまれるようになった。
蘇東坡は、四川省眉山の出身で、母の影響を受け、子供のときから料理に興味があったという。昇進してからも、各地に赴任するたびに、現地の食材を生かして、さまざまな料理を独創した。例えば、「竜井蝦仁」(杭州竜井茶とエビの炒め物)、「宏志鶏」(鶏のから揚げ)、「東坡魚」(煮魚)などがある。そして、最も有名なのが「東坡肉」である。
湖北省の黄州に流罪となった蘇東坡は、そこの豚肉が非常に豊富で安いにもかかわらず、現地の人たちの料理が下手で、美味しくないことに気付いた。そこで、蘇東坡は自分の美食の経験を生かして、美味しい豚の蒸し煮料理を考案した。これが「東坡肉」の原型である。
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