米国:アフリカ、アジアからの帰国旅行者にチクングニヤ熱
【大紀元日本10月3日】アフリカやアジアの一部に観光旅行をして帰国した米国人が、蚊を媒介とするウイルスに感染しており、米国疾病予防防疫センター(CDC)は9月28日、他の地域にも蔓延する可能性があると警告した。
ロイター通信によると、欧州、米国、カナダ、マーティーク(カリブ諸島)、仏領ギアナに帰国した一部に、チクングニヤ熱(CHIKV)が2006年になって報告されており、西インド諸島とインドでかつて大流行したという。
このウイルスが最初に発見されたのは、1953年のタンザニアであり、死亡者は記録されていないものの、発熱、頭痛、疲労、吐き気、嘔吐、筋肉関節痛、発疹などの症状が見られ、全身が衰弱する。目下、有効な治療法やワクチンが発見されていない。
関連記事
[ワシントン 10日 ロイター] – バイデン米大統領は11日、インドのモディ首相とバーチャル形式 […]
[パリ 8日 ロイター] – 国連食糧農業機関(FAO)が8日発表した3月の食料価格指数は159. […]
バイデン米政権でインド太平洋地域政策を統括するキャンベル調整官は5日、ロシアによるウクライナ侵攻が続いても米国 […]
[マニラ 28日 ロイター] – フィリピン軍と米軍は28日、2015年以降で最大規模となる合同軍 […]
2019年に中国当局の宗教弾圧から逃れるため、韓国の済州島(チェジュ島)に渡った中国のキリスト教信者60人が、中国に強制送還されるという問題に直面している。