台湾:亡命した中国政府官員、香港に強制送還、緊急会見で避難先求める

【大紀元日本10月28日】先週観光客として台湾に入り、台湾政府に政治庇護を求めた中国山西省の政府官員賈甲氏(55)=山西省科学技術専門家協会事務局長=は避難要請を拒否されたため、26日に香港に強制送還された。同氏は昨日香港で緊急記者会見を開き、国際社会に避難先の提供を求めた。記者会見では、台湾に亡命した理由は、中国共産党と決別し、海外から中国共産党の解体を働きかけ、中国の民主政府樹立を促進させる活動に従事することであると説明、山西省科学技術協会会員で脱党を希望する者を代表して中国共産党からの脱退を宣言した。

同氏はまた、記者会見で「もし中国国民に、自由かつ安全に中国共産党からの脱退の環境を与えることができるとすれば、二日後には、党員は胡錦濤国家主席しかいないでしょう」と、中国大陸で共産党脱党ブームが進展していることを証言し、共産党組織からの離脱を宣言した人数は1400万をはるかに超えているとコメントした。

▶ 続きを読む
関連記事
中共空母「福建号」引き渡し式の規模縮小や報道遅延の理由は、新技術の不安や動力・艦載機の弱点が影響しているため
日本の潜水艦は隠れる場所がなくなるのか? 最近、中共が発表した量子レーダーおよびAIを利用した潜水艦探知技術は日米の潜水艦やステルス航空機の作戦上の優位性を奪うように聞こえるが、真実はいかに。
嫉妬は社会主義を動かす原動力である。それは一種の精神的な麻薬であり、人々に対して、自分より多くの富を持つ者を憎むよう仕向ける。例えその富の所有者が、嫉妬する者たちに対して何ひとつ害を加えたことがなくても、である。
福建号空母の就役式は、軍高官の欠席や規模縮小、報道の遅延が重なり、習近平の軍権が動揺している現状が浮き彫りとなった。
江崎道朗氏は、米ハドソン研究所が発表したレポートを解説し、中共体制がいずれ崩壊する蓋然性が高いと指摘。その上で、日本やアジア諸民族は「崩壊後」のシナリオを具体的に想定し、米国の戦略に関与していくことの重要性を強く訴えた。