英国LSEシンポジウム:深刻な中国の人権問題、国際社会の支援重要
【大紀元日本11月4日】英国ロンドン大学社会科学部(The London School of Economics and Political Science、略称LSE)はこのほど、「21世紀の人権:中国の事案」と題するシンポジウムを開催した。講師として招聘されたブラッド・アダムス(Brad Adams)氏=米国人権団体「人権観察」(略称HRW、Human Rights Watch)アジア部門統括=が基調講演を行い、中国の人権問題は深刻であり、国際社会の支援の重要性を強調した。
深刻な中国の人権状況
中国当局は長い間「内政干渉」を理由に、中国の人権問題を指摘する国際社会の批判を退けてきたが、アダムス氏は「周知の通り、国家の主権は人権公約の中では言及されていない。人権保護の対象は個体であり、その個体が所在する場所とは関係ないからだ」と中国の主張を論破し、「中国当局は法制を実行していると宣言し、新しい法律を制定する際には大々的に宣伝するが、国民がこれらの法律を用いようとすると、身柄拘束や、殴打に遭い、一部の人はさらに投獄され、拷問を受けている」と現状を批判した。
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