【中国のことわざ】塞翁失馬

【大紀元日本11月18日】【塞翁失馬 Sài wēng shī mǎ】塞翁が馬。災いが転じて福となる。人生の吉凶禍福は定まりがたく、予測できないこと。

昔、北の国境の近くに、老人が住んでいた。老人は、飼っていた馬の一頭にわけもなく逃げられてしまった。人々は惜しいことだと慰めたが、老人は「これが悪いことだと何故わかるのだ?」と言った。

案の定、数カ月経つと、逃げた馬が一頭の駿馬を連れて帰ってきた。近所の人たちは皆喜んで祝いに来たが、老人はまた「これが禍にならないと何故わかる?」と言った。

▶ 続きを読む
関連記事
なぜ私たちは、気づかぬうちにネガティブ思考の渦に飲み込まれてしまうのか。脳科学と最新研究から「絶望のループ」の正体をひもとき、抜け出すための具体的なヒントを探ります。
101歳で運転も世界旅行も現役──栄養学者が語る、遺伝ではなく「7つの生活習慣」こそが長寿の鍵。誰でも実践できるシンプルな秘訣が詰まっています。
毎日使う鍋や食器が、知らずに体へ影響しているかもしれません。がんを克服した教授が実践する「無毒キッチン」の知恵を通して、今日からできる安心な選び方と食習慣を学べる一編です。
金価格が高止まりする中、富裕層は地金を保管するだけでなく、貸し出して収益を得る動きを強めています。金で利息を受け取るゴールドリースは、インフレ対策と資産活用を両立する手法として注目されています。
自閉症は一つではなかった――。最新の国際研究が、早期診断と遅発診断で遺伝背景や発達経路が異なることを解明。支援やスクリーニングの在り方を見直す重要な知見です。