カナダ・中国両首脳会談:ハーパー首相、「注目されている問題に言及した」

【大紀元日本11月21日】ベトナムで開かれているAPECの期間中に、カナダのハーパー首相と中国の胡錦涛・総書記は15分間の会談を行った。これまでに、今回のAPECでの両国の首脳会談について、中国当局がいったん会談を取り消し、後に再度会談に応じる用意があると発表していた。そのため、会談の内容が大いに注目された。

米国VOAの報道によると、会談したのは18日夜の晩餐会の席。ハーパー首相が翌日の記者会見でこの情報を明らかにした。首相は、「私は胡錦涛・総書記と15分間話しを交わした。もちろん、我々は注目されている問題に言及した」と述べ、会談は正式であるかどうかについて、説明せず、これからも様々の場で適切な議題を提起する構えを示した。

両首脳のAPECでの単独会談について、中国当局は会談を提案したのはカナダ側とし、一時は取り消しすると公表したが、その後、態度を急変し、会談に応じる用意があると示した。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダのアニタ・アナンド国防相は19日、ハリファックス国際安全保障フォーラム(HFX)で、インド太平洋地域にお […]
カナダ自由党のジュディー・スグロー議員は17日、今秋の台湾訪問計画を明らかにした。欧米や日本など国交を結ばない […]
米ワシントン州シアトル市のスティーブン・キー(Steven Quay)医師は今月3日、上院の公聴会に出席し、中 […]
カナダ情報機関の高官はこのほど、ブリティッシュ・コロンビア州グレーターバンクーバー地区の現職市長や議員らと会談 […]
ロシアが2月24日、ウクライナへの軍事侵攻に踏み切ったことを受け、在中国カナダ大使館は3月1日、敷地の外壁に「ウクライナを支持する」「ウクライナと共にいる」と同国への支持を訴える中国語のメッセージを張り出した。