【季節のテーブル】花咲か爺さんの冬休み

 腹いせに意地悪爺さんはシロを殺してしまいました。良いお爺さんが弔ったシロのお墓に大木が育ちます。シロは大木(植物)に生まれ変わり、良いお爺さんが大木から作った臼で餅を搗くと宝物が出て来ます。今度は植物の世界からプレゼントが届けられます。となりの意地悪爺さんが真似をしてやると、石ころしか出て来ません。腹を立てた意地悪爺さんは臼を燃やしてしまいます。悪の原理によって燃やされた臼の灰(鉱物)を手にとって良い爺さんが、枯れ木にかけると花が咲きました。鉱物の世界からのプレゼントをこの世に永久の花として贈り届けます。意地悪爺さんが真似をしても花は咲きません。

 それどころかこの世のお殿様の目を傷つけた意地悪爺さんは、動物と植物と鉱物の世界から締め出された牢獄で暮らすことになりました。花咲かせ爺さんは冬になると大地(鉱物)に繁栄する動物や植物の燃え尽きた体(灰)から、春の生命活動を花咲かせるメルヘンを今でも紡いでいます。それはもちろん今も語り継がれる「花咲か爺さん」の永遠の花の物語です。めでたし、めでたし・・・。

▶ 続きを読む
関連記事
視力や聴力、平衡感覚の衰えを、ただの老化だと思っていませんか。感覚の変化は、体の深い不調を知らせる早いサインかもしれません。
「レディ」という言葉は、もう古いのでしょうか。礼儀、慎み、敬意を手がかりに、現代における淑女らしさの意味を考えます。
せっかくの休暇だから、完璧に楽しみたい。そんな期待が、かえって旅を窮屈にすることがあります。思い出に残る休暇にするための考え方を紹介します。
新品の衣類には、染料、しわ防止加工、防水・防汚加工などの化学物質や、保管・試着時の汚れが残っている可能性があります。肌トラブルを防ぐため、着る前に洗う習慣が大切です。
歩行は、前頭葉や小脳、頭頂葉などが連携する高度な動作です。歩く速さ、歩幅、腕の振り、方向転換の変化は、認知症やパーキンソン病などの早期サインとなる可能性があります。