中国安徽省:半年ぶりの鳥インフルエンザ(H5N1型)感染確認

【大紀元日本1月11日】中国衛生部は10日、安徽省黄山市屯渓の男性農民(37)は高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染したことが確認されたと発表した。昨年7月以降、中国では人が鳥インフルエンザに感染した症例の公表は今回が初めて。

衛生部によると、男性は昨年12月10日に発熱、肺炎の症状が現れ発病したが、病院で治療を受け、今年の1月6日に全快し、退院した。男性の検体はウイルス核酸および血清抗体の検査で共に陽性反応が出たという。

昨年7月以降、中国では人が鳥インフルエンザに感染した症例の公表は今回が初めて。これまでに人が鳥インフルエンザに感染したのは昨年の6月、新彊の62歳の農民が最後とされ、発病して1ヶ月後に死亡したという。

中国は2003年以来、すでに22件の人が高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染し、すでに14人の感染者が死亡していると言われている。一方、2003年以降、世界では150人が鳥インフルエンザに感染して死亡している。

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