インドネシア東部でM7・3の強い地震

【大紀元日本1月22日】米地質調査所によると、インドネシアスラウェシ島で、現地時間21日午後7時27分(日本時間同8時27分)に、M7・3の強い地震が発生した。情報筋によると、マナド市内の教会が震度によって損壊され、少なくても3人が怪我を負った。地元の住民たちは不安を隠せない。米地質調査所は、今回の地震は津波を引き起こす可能性があると注意を呼びかけたが、インドネシア気象庁は、潮位の上昇は観測されなかったとして、警報を解除した。

米地質調査所は、スラウェシ島沖のモルッカ諸島のテアナト市から約130キロでM7・3の強い地震があり、震源の深さは約51キロとしている。一方、20日午前に、M5・7およびM5・3の地震が2度あったが、津波の発生はなかった。

インドネシアは地震多発の国として有名で、毎年は大小を含む数千回の地震に見舞われる。2004年12月、インドネシアのスマトラ沖でM7・9の強い地震が起き、津波を引き起こしたため、地元で約16万人が死亡し、50数万人は家を失くした大惨事になった。2006年5月27日、ジョクジャカルタおよび中ジャワ島ではM5・9の地震があり、6000人の死者を出した。

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