カナダ独立調査団:中国臓器狩り事件、新たな証拠を公開

【大紀元日本2月2日】中国の臓器狩り事件を調査するカナダ独立調査団のデービッド・マタス氏(国際人権弁護士)およびデービッド・キルガー氏(カナダ政府元大臣)は1月31日、オタワ議会で「残忍な生体臓器摘出―中国における法輪功学習者を対象にした臓器狩りの告発に対する調査報告」の追補改訂版として、これまでの18の論証方法から33へと拡充した。

両氏は約半年の時間を費やし、同件について調査を続け、新たに16項目の挙証および反証を獲得し、生きた法輪功学習者を狙った臓器狩りが行われ、売買されている犯罪が中国に現存していることを立証した。両氏は各国政府へそれぞれの国民が中国への臓器移植を制止するよう、また、中国へ薬物の輸出を禁止し抑制するよう呼びかけた。さらに、国際社会に対し、オリンピック開催を通じて、中共へ圧力をかけ暴挙を停止させるよう呼びかけた。

*臓器移植患者を取材

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