エジプト・インドネシア:鳥インフルエンザH5N1型の感染者が続出

【大紀元日本3月13日】エジプト衛生部は3月10日、カイロ北部ナイル川デルタ地域に在住している男児(4)が高病原性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスに感染したことを発表した。

男児は8日に入院し、血液の検査結果で高病原性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスに感染したことが分かった。現在、男児の家族も病理的観察を受けているという。

エジプトは1年前よりH5N1型ウイルス感染が発生してから、今回の男児の感染で24人目になる。これまでに13人が死亡した。感染した患者は殆んどが女性または子どもで、飼育している家禽と密に接触していることが共通点である。

一方、インドネシア衛生部は東ジャワ島に在住している女性(20)が鳥インフルエンザH5N1型ウイルスに感染したことをこのほど明らかにした。女性は3月8日に入院され治療を受けているが、危篤状態であるという。

世界保健機関(WHO)の統計によると、2003年にアジアで鳥インフルエンザ感染が発生してから、インドネシア国内でこれに感染し死亡した数は64人に上り、世界において、鳥インフルエンザ感染による死者がもっとも多く出ている国である。

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