仏国家航空宇宙センター、過去50年間のUFO情報を一挙公開=世界初

【大紀元日本3月26日】仏国家航空宇宙センターの新しいサイトでこのほど、過去50年間において目撃された未確認飛行物体(UFO)の関連資料を公開した。大量の利用者が殺到したため、同サイトは一時アクセス不能になったという。

報道によると、世界各国がUFO資料を収集している中で、フランスがUFO関連資料を完全公開した最初の国であるという。英国の場合、「情報自由法」により、個別の資料ファイルを求めることができる。

仏航空宇宙センターの一部の研究者たちは未確認航空宇宙現象オフィスを設立し、UFOに関する約1万件の資料を閲覧することができるという。その中に、警察の記録および目撃者から提供された録画が含まれている。

オフィス関係者は一部の目撃情報について解釈を行った。例えば、17年前の11月に千人が空中で放った光を目撃したことについて、関係者によると、地球大気に落ちてきたロケットの破片であるとし、証明できたという。

しかし、オフィス関係者は、約9%のUFO目撃情報に対して満足な解明ができていないと語った。1954年以降、約1600件の目撃情報が登録され、その内の4分の1はカテゴリーDで、すなわち、十分な数値および数多い目撃者がいても、神秘的な目撃現象についての解釈はできないものとされている。

情報筋によると、同サイト上のファイル資料は、さらに増える目撃情報によって随時更新されるという。

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