中国の綱渡り外交「ダルフール問題」
【大紀元日本5月26日】長引く内乱で疲弊したダルフール地区の将来は、スーダンから数千キロメートル離れたところで決定される見通しだ。但し、それはニューヨークの国連本部ででもなければ、ワシントンででもない。
欧米のメディアは、その鍵を握っているのは、ほかでもない中国とみている。中国は改革開廟xun_ネ来、経済成長によって地球規模の影響力を拡大しつつあり、スーダンとは政治面だけでなく、経済面、軍事面でも結束を強めてきた。
北京の指導層は、伝統的に外圧によって外交方針を曲げることを嫌ってきたため、ダルフール地区に和平をもたらすような介入もしてこなかったが、国際的非難の大合唱から「綱渡り外交」を余儀なくされてきた感がある。
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