栄養補助食品は老化を防止できるのか

【大紀元日本5月30日】米国政府の統計によれば、アメリカ人が栄養補助食品(サプリメント)のために消費しているお金は、年間少なくとも58億ドルに達している。人々は栄養補助食品の摂取を通じて健康促進、疾病予防、老化防止などの効果を期待している。

栄養補助食品に関する米国の法律では、生産者と販売者は商品の有効性に関して検証する義務がないとされている。そのため栄養補助食品が実際に有効かどうかにかかわらず、生産し販売することは、法律に触れない。しかし、その効果に関しては、科学者の間でずっと議論されてきた。

例えば、最近注目されている抗酸化作用がある栄養補助食品の老化防止の効果に関しては、議論が二分されている。イギリスのマンチェスター大学の研究者が線虫を使って行った研究では、抗酸化物質が線虫の平均寿命を5割延長したという結果が得られた。一方、デンマークの研究者の研究では、抗酸化物質が人間の寿命を延長する効果はなく、かえって寿命を縮めることがあると指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
オメガ3は「とりあえず体に良い」で済ませていませんか?脳や骨には有望でも、心臓への効果はなお不確実です。魚とサプリの違い、取り方の落とし穴を整理します。
健康のために飲んでいる薬やサプリ、実は普段の食べ物がその効果を弱めたり強めたりしているかもしれません。グレープフルーツや緑茶、イチョウ葉など、身近な食品と薬の意外な相互作用を専門家の解説でわかりやすく紹介します。
高価なクリームより、毎日の食事が近道かもしれません。ニュージーランドの研究で、キウイ2個分のビタミンCが肌を厚くし、コラーゲン生成を促す可能性が判明。内側から若々しさを育てる方法とは?
長引く咳や息苦しさに悩んだことはありませんか。最新医学の現場で注目されるのは、意外にも「毎日の日光浴」。ビタミンDだけでは語れない太陽光の治癒力を、医師の臨床体験と研究から分かりやすく解き明かします。
透析患者の命を脅かす心筋梗塞リスクを、魚油が大きく下げる可能性が示されました。大規模臨床試験が明らかにしたオメガ3の効果と注意点を解説する注目の研究報告です。