ベトナム:鳥インフルエンザ感染地域、15省に拡大

【大紀元日本6月5日】ベトナム当局は6月3日現在、15省で鳥インフルエンザ感染が発生したことを明らかにした。この1カ月間に、複数の感染例が発生し、2005年以後の初めての人間感染症例も含めている。当局は緊急対策を呼びかけているが、予防作業は手間がかかることから、国連関係者によると、ベトナム農民にはこの感染症と戦う積極さがみられないという。

米国VOAの報道によると、ベトナム動物保健部門は、哈南(ハナン)省および永富(ヨンフ)省で家禽が鳥インフルエンザに感染したことを明らかにした。ベトナム当局によると、64省のうち15省で、鳥インフルエンザ感染の発生が確認されたという。

*鳥インフルエンザ感染区、多くの家禽にワクチンを注射していない

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