台湾著名法律家、全世界人権聖火リレーを支持表明

【大紀元日本7月19日】台湾の著名国際法律家・彭明敏教授は7月12日、台湾駐欧州連合の代表事務局が主宰するシンポジウムに参加する際に、欧州の国々に対し、台湾の民主化への理解・支援などを求めた。また、全世界人権聖火リレーへの支持をも表明、「一国の政府自身がオリンピック精神を違反していれば、このような国でオリンピックを開催する意義がまったくない」と述べた。

ブリュッセルのヒルトンホテルで開かれた今回のシンポジウムで、彭明敏教授は参加する欧州連合の政府や、メディア、学界の代表に対し、欧州連合が中国との貿易関係を重視すると同時に、台湾の民主発展にも機会を与えるべきであると呼びかけ、「台湾が20年前に一党専制を廃止してから、民主化の途に邁進し、言論や、結社、集会、宗教自由などを保障する社会に発展した」と強調した。

同教授は、「台湾は民主化発展を継続、さらに強化するのを望んでいる」「世界に知ってほしいのは、台湾が如何なる人にも脅威を与えていない。我々は民主を守り、民主制度を改善したいだけ。世界の国々、特に西欧には、台湾のこのような情況を伝え、台湾人民が真に希望しているのはなにかを説明するために、今回のシンポジウムに参加した。欧州の人民が台湾の現在を理解・支持することを願っている。これは今回の欧州訪問の目的である」と述べた。

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