唐山大地震生存者の臨死体験

【大紀元日本7月21日】中国ネットの報道によれば、1976年の唐山地震発生後、天津市安定医院精神病医学教授・馮志穎氏は同僚とともに100名の生存者に臨死体験調査を行い、81名から有効な調査結果を得たという。

調査結果によると、半数近くの人が自分自身が肉体から抜け出し空中を漂う感覚を体験したという。また、3分の1の人は自分がトンネルのような場所を通り抜けているように感じた。4分の1の生存者は当時、自分の体がすでに自分のものではなく、身体の各部分は空間の中に散らばって、深い淵へ沈んでいき、辺りが真っ暗になり、ほどなく光がやって来そうだという感覚を覚えたという。

この81例の臨死体験は40種類のケースに分けられ、これまでに行われた同類の研究より10種類多く、世界でもっとも多く集中的に採取された研究例だという。