陳水扁総統:台湾のAPEC参加阻止、中国を非難

【大紀元日本8月9日】陳水扁台湾総統は8月5日に、台湾代表が今年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席することを阻止した中国当局を非難した。陳総統は外交部が主催された国連に加入するための研究討論会でこの内容を発表した。陳総統は、台湾側は極力に中国当局に対して、軽率に犯さないようにしているにも係わらず、中国当局は台湾を孤立させることを依然として放棄しないと指摘した。中国当局は今年の9月にシドニーにて開催される予定のAPEC首脳会議に出席する、陳総統の指名した特使を拒否した。米VOAが伝えた。

陳総統は指名された特使の具体的氏名は明かさなかったが、台湾中央社の報道では、陳総統が指名したのは、蔡英文・前行政院副院長であるという。中央社の分析によると、中国当局は蔡・前副院長を封殺した主要原因とは、蔡氏はかつて李登輝・前総統の顧問を務めたときに、中国および台湾は「国と国の関係」論調を繰り広げたことから、中国当局の気分を害したからだという。

関連記事
アメリカの複数の州は、中国共産党に対抗するため、州独自の措置を、連邦政府よりも迅速に進めていた。これには、TikTokの使用禁止や中国企業による土地購入規制などが含まれ、州議会がこれらの措置を連邦政府の対応を上回るペースで制定している。
米司法省は、中国の製造業者に先端の半導体技術を違法に輸出する共謀をした中国人2人を起訴したと発表した。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国のByteDance社は、法的な問題が解決されない場合、アメリカ市場でのTikTokの運営を停止する可能性 […]
米イエレン財務長官の最近の訪中は、新たな貿易戦争の予兆であるとする見方がある。イエレン氏は中国当局に対し、ダン […]