【中国のことわざ】狡兔三窟
【大紀元日本10月18日】【狡兔三窟 Jiǎo tù sān kū 】危機に際し、身の安全を守るのがうまいことのたとえ。今では二つの意味がある。ひとつは事を処理するときに退路、余裕を考えなければいけないということ。もうひとつは、ずるい人は詭計が多く、防御線をいくつも設けているということ。
斉人の馮諼(ふうけん)は斉の宰相である孟嘗君の家の食客であった。ある日、孟嘗君は食客たちに、「誰か私の代わりに領地である薛邑に行って借金を取り立ててくれないか」と言った。馮諼が申し出て行くことになった。そこで、出発前に、「帰りに何か買ってくるものはないですか」と孟嘗君にたずねたところ、孟嘗君は「我が家に足りないと思うものを買ってきてくれ」と答えた。
馮諼は薛邑に行くと、債務者を集め、「孟嘗君が、お前たちの借金を取り消し、もう返す必要はないと言っていた」と伝え、さらに皆の前で借用書を燃やしたので、庶民は大いに喜んだ。馮諼が帰って来ると、孟嘗君は「借金を取り立てて、何を買ったのか」と聞いた。馮諼は「あなたの家に足りないものはない。ただ“義”の一文字が欠けている。だからあなたの言葉通り、借用書を燃やし、“義”を買って帰ってきた」と言った。孟嘗君は大変不愉快になり、彼に暇を出した。
関連記事
心臓病対策というと、コレステロールや薬を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし近年の研究では、運動と睡眠が骨髄の炎症性細胞や動脈プラークに働きかける可能性が示されています。費用のかからない日々の習慣が、心臓を守る力になるかもしれません
誰に教わることもなく精巧な巣を編み上げる鳥たち。スズメ大の鳥が築く百年続く巨大な「命の都」を手がかりに、単なる「本能」という言葉では片付けられない生命の驚異と、万物が織りなす壮大な調和の神秘に迫る
「炭水化物は炎症を引き起こす」は思い込みかもしれません。サツマイモ、豆類、そば、キヌア。正しく選べば、炭水化物は炎症を抑える強い味方になります。栄養士が教える食べ方と簡単レシピも紹介します
ある70代の女性は反応が次第に遅くなったため、家族は認知症を疑っていたが、白内障手術を受けたところ、症状が改善した。この女性の身体には何が起こっていたのか
スージー・ワイルズ米首席補佐官は乳がんを患っていた時期を振り返った。がんと懸命に闘う一方、負担の大きい首席補佐官の職務を担い続け、トランプ政権2期目の中でチームを率いながら最終的に回復したワイルズ補佐官の気づきとは