法輪功のために戦うユダヤ人弁護士

【大紀元日本10月19日】シドニーAPEC首脳会議の期間中に、カナダの国際人権派弁護士デービット・マタス(David Matas)氏は豪州を訪れ、非政府組織「自由中国」が主催する公開フォーラムに参加した。カナダ政府元閣僚のデービッド・キルガー氏とともに、中国で起きている法輪功学習者を狙った臓器狩り事件の告発を検証し、「紛れもない事実」と断定、この前代未聞の組織的な臓器狩り事件を中国政府にやめさせるために、世界各地で訴えている。そのマタス氏の横顔に迫ってみた。

小柄で控えめなマタス氏は、今年64歳のユダヤ人。社会の弱者層を熱心に支援する活動家でもある。

「幼少のときから、私はジェノサイドに強い衝撃を受けた。そのため、なにか出来ることはないかと考え始めた。人権問題に触れることは、そのルートを提供してくれた」と本人は語る。

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