アジア開発銀行:中国の水質汚染に警鐘、開発援助を打ち出す
【大紀元日本10月21日】アジア開発銀行は最新報告書で、中国各地の水質汚染は驚くほど進んでいると指摘した。同銀行は、悪化し続ける現状に歯止めをかけるため、中国の河川と水源の汚染防止プロジェクト開発援助を決定した。
米国VOAの報道によると、アジア開発銀行は、中国の水質汚染を防ぐシステムを強化させるために、プロジェクト「水質汚染を制御する市場機制の政策研究」を立ち上げ、中国当局の汚染削減目標の実現に有効的な協力を提供すると表明した。
同銀行の関係者によると、このプロジェクトは政策的な意見とアドバイスを全面的に提案するという。その提案を叩き台に、中国での深刻な水質汚染問題を解決する市場機制を作り上げる、と述べた。本案件に関して、プロジェクトの投資総額は65万ドルと見込まれ、同銀行は中国側に50万ドルの資金援助を提供する。
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