独メルケル首相、アフガニスタン電撃訪問

【大紀元日本11月5日】

カルザイ大統領と共に連合記者会会場へと向かうメルケル首相

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は3日、アフガニスタン電撃訪問した。首相就任以来、初めてのアフガン訪問。

先月、ドイツ連邦議会はドイツ連邦軍部隊のアフガニスタン派遣の延長を承認したが、ドイツ国民の派遣に対する支持は弱まっているという。

議会下院は455票が支持、79票が反対、48票が棄権という結果によりアフガニスタン駐留を1年延長することを決定した。現在アフガニスタン北部には3千人以上のドイツ軍兵士が北大西洋条約機構(NATO)主導の国際治安支援部隊(ISAF)に派遣されている。また、精鋭部隊約200人をイスラム原理主義組織「タリバン」や国際テロ組織「アルカイダ」などの武装勢力掃討を主な任務とする米軍主導の多国籍軍にも派遣している。

NATOは、タリバンの脅威が大きいアフガニスタン南部地区へのドイツ部隊の派遣を求めているが、ドイツは拒否し続けている。

(翻訳・坂本、編集・月川)
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