中国で何が発生しているのかを把握すべき=英ブレア前首相

【大紀元日本11月8日】英国ブレア首相は11月5日香港で、世界は中国の飛躍に注目し、この共産主義国家を知る必要がある、と述べた。

ブレア氏は「香港総商会」主催の公演で、多くの国が反テロに力を注ぐ中、中国の急速な経済発展にも関心を持つべきと述べ、「中国当局との協力関係をどう結ぶべきかの問題は、その他の問題と同様に重要である」と話した。

同氏は、「特に重要なのは、中国でなにが発生しているのか、我々は把握すべきだ」と述べた。

地球温暖化の問題について、ブレア前首相は、最も深刻な環境汚染を招いている国として、米国と中国を挙げ、この両国の参加がなければ、地球温暖化問題を解決する協議の達成は不可能、と指摘した。

ブレア前首相は11月5日に自家用機で香港に入り、中国をテーマとする講演の旅が始まった。11月6日から、深セン市や、東莞、北京市などに訪れる予定。

同氏は今年5月10日、英国労働党の党首を辞任、6月27日、首相を退任した。

(翻訳/編集・叶子)

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明