中国で何が発生しているのかを把握すべき=英ブレア前首相

2007/11/08
更新: 2007/11/08

【大紀元日本11月8日】英国ブレア首相は11月5日香港で、世界は中国の飛躍に注目し、この共産主義国家を知る必要がある、と述べた。

ブレア氏は「香港総商会」主催の公演で、多くの国が反テロに力を注ぐ中、中国の急速な経済発展にも関心を持つべきと述べ、「中国当局との協力関係をどう結ぶべきかの問題は、その他の問題と同様に重要である」と話した。

同氏は、「特に重要なのは、中国でなにが発生しているのか、我々は把握すべきだ」と述べた。

地球温暖化の問題について、ブレア前首相は、最も深刻な環境汚染を招いている国として、米国と中国を挙げ、この両国の参加がなければ、地球温暖化問題を解決する協議の達成は不可能、と指摘した。

ブレア前首相は11月5日に自家用機で香港に入り、中国をテーマとする講演の旅が始まった。11月6日から、深セン市や、東莞、北京市などに訪れる予定。

同氏は今年5月10日、英国労働党の党首を辞任、6月27日、首相を退任した。

(翻訳/編集・叶子)

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