【英国通信】ポピーで飾られる戦没者追悼式

【大紀元日本11月13日】11月11日午前11時、英国全土で2分間の黙祷が行われました。第一次世界大戦が1918年11月11日午前11時に終結したことを記念して、毎年この時刻に大砲が鳴り、戦死者を追悼して2分間の黙祷が行われます。そして11月の第2日曜は、女王陛下を始めとする皇室、政治家、軍人が、ロンドン戦没者記念碑に花輪を捧げ、荘厳なパレードによって戦没者を追悼する日にあてられています。今年の追悼式ではウィリアム王子が初めて花輪を捧げたのが印象的でした。

戦没者追悼日の11月11日は、「ポピー(ケシの花)の日」としても知られます。11月に入ると英国では、簡素なプラスチック製のポピーのバッジを胸につけた人々があちらこちらで見うけられます。フランダースとピカルディー地域(ベルギー、北フランスにあたる)での血生臭い戦いの後、十字架の隙間を縫うようにして一面を覆った真っ赤なケシの花。戦医ジョン・マクレイがその光景に心を打たれて作った詩が、「ポピーの日」の由来となりました。1922年、戦争で障害を負った元軍人が作れるようにと、簡単なデザインのポピーのバッジが考案されました。今も変わらぬこのポピーは、毎年英国内の店のカウンターに置かれ、集まったお金は、戦争に従軍した人々の福祉に使われます。

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