アジア発展を阻む地球温暖化=国際団体

【大紀元日本11月21日】グリーンピース、ワールド・ワイルドライフ・ファンド(WWF)およびアクション・エイド(Action Aid)など35の国際団体が11月19日に共同発表した研究報告書では、地球温暖化はアジア各国がここ数十年間に築いた経済および社会発展に逆転結果をもたらすと警告し、各国に対して緊急措置を講じ、気候の変化による災害損失を減少するよう呼びかけた。

*最大の被災地はアジア

報告では、世界で人口密度の高い中国やインドおよびバングラディシュにおける農業システムは雨季と密接な関係があることから、地球温暖化は雨季に変化をもたらし、それにつれて食糧不足の問題に影響を及ぼすと強調した。報告では、地球温暖化によって、水害および熱帯性ハリケーンやあらしをさらに強烈にし、発生頻度も増加する。また、ヒマラヤ山脈の積雪が溶け、淡水水源は枯渇する可能性も高いと示した。

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