【神韻芸術】中国文化の美しさと中共政権の理不尽さ=八尾市議

【大紀元日本2月19日】神韻芸術祭大阪公演は19日、大阪城近くのNHK大阪ホールで開かれた。

初回公演を見た大阪府八尾市議会の三宅博議員は、「この公演は素晴らしかった。中国の文化そのものの美しさが現れており、技術的にも高く、見ていて気持ちがいい。特に、嫦娥(チャンウー)が月に帰る物語は、好きなジャンルです」と感想を述べた。

中国で迫害を受けている法輪功学習者の真・善・忍を貫きとおす姿を描いた演目『昇華する蓮』について、「共産中国の本質的な部分を表している。理不尽な政治体制が続いている。その様子が十分伝わった」と語った。

三宅議員は「中国の共産党政府が、このような公演をいかに構成しても、根底に欺瞞がある。結局、いいものができない。そこには、真もない、善もない、忍もない、美もない。表面的なことはできるが、この公演になるやさしさは出てこない」と強調した。

三宅議員は、北朝鮮などに拉致された日本人の調査活動を行っている特定失踪者問題調査会理事も務めているほか、法輪功迫害真相調査団(CIPFG)の団員でもある。「アジアにおける日本の責任をわたしは果たしていきたい」と抱負を語った。