四川大地震:香港監督下61の学校倒壊せず
【大紀元日本5月26日】四川省汶川市の大部分の学校は地震で倒壊したが、香港慈善機構の監督下で建設された校舎は壁に亀裂が生じた程度だったという。
BBCによると、慈善機構「香港苗圃行動」は四川省南部に建設した61箇所の校舎の内、6箇所は震源地付近に位置しているが、倒壊せず、死傷者も出ていない。この機構のボランティア総幹事長・梁建華氏は取材に対して、6箇所の学校の内、3箇所は建設中で、3箇所はすでに建設済みで使用可能になっていると説明した。梁氏は、その内の1箇所は汶川に近い場所にあり、地震後は少し亀裂が生じた程度だと示したという。
梁氏は「苗圃行動」が援助した学校は倒壊せず、殆どの中国内陸の学校が廃墟になった原因についてコメントを控えたが、異なる年代に建設されたものは異なる耐震要求があるとし、「苗圃行動」が寄付した学校の大部分が2000年以降に建てられたと説明した。
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四川大地震から12年。当時、大地震で同省都江堰市の聚源中学校で多くの生徒が死亡した。5月12日、子どもたちを失った親は中学校の跡地で追悼集会を行った。地元当局が特殊警察部隊などを投入し、現場で監視に当たった。
2008年5月12日。現地時間の午後2時28分、四川大地震が起きた。
中国西部の四川省自貢市栄県では2月24日から同25日にかけて、マグニチュード(M)4以上の地震が3回発生し、少なくとも4人が死亡した。地域住民はシェールガス採掘で誘発した「人工地震」と信じており、数万人がデモ行進を行い、現地政府に強く抗議している。
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