人権聖火・東京リレー、18日代々木公園で

【大紀元日本6月16日】昨年8月から世界中で引き継がれ、北京五輪前に中国の人権侵害を止めさせようとする「人権聖火」は、今週から日本国内で引き継がれる。トップを飾る東京は、6月18日に代々木公園で引き継ぎ式や各種イベントを行う。

主催する法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)アジア調査団日本事務局の関係者によると、人権聖火は、世界38カ国150都市をつなぐ世界的、歴史的な活動であり、トーチ・ウオークやメッセージ・バルーンなど多彩なイベントで日本社会に訴えていく。特に、18日夜には野外コンサートやキャンドルライト追悼会が予定され、趣旨に賛同するミュージシャンが多く参加、ロックからクラシックまでさまざまなジャンルの音楽で「北京五輪前に、中国の人権侵害をなくす」ことを市民に訴えていく。

北京五輪前に、気功で心身を鍛え平和を愛する法輪功への迫害停止を訴える「世界百万人署名運動」(主催・CIPFG)が、都内をはじめ、にほんの主要都市で展開されている。CIPFGの支援者らは、署名活動とともに、人権聖火の日本到着を市民に伝えている。

秋葉原の中央改札口で配られている資料には、東京・代々木公園で行われる人権聖火の引き継ぎ式やトーチウオークの案内とともに、野外コンサートのチラシも配られた。

関係者によると、人権聖火の活動に多くのミュージシャンが賛同し、チベットやウイグル、内モンゴル、法輪功などに対する、異常とも言える人権侵害停止を求めるために、音楽で訴える活動に参加するという。

野外コンサートに出演するアーチストの層は厚い。フォークシンガーから、パンク・ロッカー、チェロ奏者など、、中国に一日も早く自由と平和、人権が尊重される時が来るよう、

それぞれの音楽で多彩に訴える。

当日は、正午に集合。零時半から1時間以上にわたり、応援メッセージや各団体による中国の人権弾圧の実態報告、人権聖火への点火セレモニーが行われる。

午後2時からは、人権聖火を掲げながらウオーキング、代々木公園から渋谷区役所、渋谷駅、明治通り、宮下公園、神宮前を過ぎて、同公園に戻る。

同3時からは、次の中継都市・長野への引き継ぎ式が行われ、同5時から野外コンサートが開かれ、熱い志を持ったアーチストらが中国の人権侵害停止を訴える。

同7時から、迫害による犠牲者を追悼するキャンドルライト追悼会が行われ、関連の映像も放映される。

人権聖火は、この後、21日に長野・南千歳町公園(同)、22日に大阪・中之島公園(午後1時)、25日に名古屋・若宮広場(午後5時半)、28日に広島・平和公園(午後零時)、29日に福岡・福岡中央公園の6カ所でイベントが行われる。詳細は、CIPFG日本事務局 山川まで(携帯090-9460-1241)か、同サイト(http://www.humanrightstorch.org/jp/information/h12234.html)まで。

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