人権聖火リレー大阪:雨の中、笑顔で「人権なくして北京五輪なし」

【大紀元日本6月23日】東京、長野で行われた「グローバル人権聖火リレー」が6月22日、大阪に到着した。この日、大阪地方は午前中激しい雨が降り、開催が危ぶまれたが、その雨も昼前には上がり、予定通り、セレモニーが行われた。引き続き行われたパレードは激しい雨にたたられたものの、参加者たちは沿道の人たちに笑顔で手を振りながら、大阪のメイン通りの御堂筋を南へ、繁華街の難波まで元気よくパレードを続けて、市民に「人権なくして北京五輪なし」と訴えていた。

まず1時半から、大阪市の中心部にある中之島公園で集会が行われた。

はじめに、法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)アジア調査団の安東幹・副団長があいさつした。安東氏は、中国政府は北京オリンピック開催の資格を得た時に、自国での人権状況を改善すると約束したにもかかわらず、その後かえって人権弾圧の度合いを強め、法輪功、各少数民族、民主化運動等への弾圧を強めていると非難した上で、「北京オリンピック前までに中国政府に必ず人権弾圧を止めさせねばならない」と決意を新たにした。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党は海外でスパイ組織を設立していることは、各国の政府もよく分かって、そしてずっとそのような組織の行動を監視しています。
 【大紀元日本9月4日】中国新疆ウイグル自治区・ウルムチ市で3日、約1万人の漢民族住民が自治区政府前に集まり、治安悪化に抗議した。また、自治区トップの王楽泉共産党書記の辞任を求める大規模なデモ事件も発
 【大紀元日本10月4日】東京都議会第3回定例会本会議で、民主党の土屋たかゆき都議が9月26日、一般質問に立ち、石原慎太郎東京都知事に対し、北京五輪における訪中や、東京オリンピック招致などについて提言
 【大紀元日本7月23日】「法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)」が発起した「グローバル人権聖火リレー」は昨年8月9日に、ギリシャ・アテネにて点火してから、約1年間のリレー活動で、39カ国および地区の
 【大紀元日本7月21日】7月18日にマカオで予定されていた「人権聖火リレー」は当局に阻止された。イベント開始の30分前に、マカオ警察はイベントの司会者、自由の女神役の女性二人、共同主催者の利建潤氏と