有毒粉ミルク事件の公表拒否したのは、中共幹部=フォンテラ社会長

【大紀元日本10月24日】ニュージーランド国営テレビ局チャンネル1は10月19日、「サンデー」番組の特集で、中国「三鹿有毒粉ミルク」の事件調査を報道した。フォンテラ社のアンドリュー・フェリエ会長は取材に対し、有毒粉ミルク事件が発覚した当時、中国共産党(中共)幹部は「国家安全」を理由に、有毒三鹿粉ミルク製品を公に回収することを強く反対したことを明らかにした。

特集の中で、有毒粉ミルクの被害者・陜西省咸陽市の田暁衛と朱萍麗の両夫妻への秘密裏に取材した内容も明らかにした。三鹿粉ミルクを使用してから子供が病気になり、田さん夫妻は、約1年分の給料を借金し、子供の治療費に充てた。子供は最終的に腎臓結石および尿道結石に罹ったことが分かったが、当時、医師も三鹿粉ミルクが原因とは知らず、子供にその粉ミルクを勧め続けたという。田さん夫妻は、「事件を知ってから本当に悔しかった。病気の子供にさらに有毒粉ミルクを飲ませて、病気を悪化させたのだ」と涙ぐんで語った。田さんの子供は8月1日に死亡した。一方、中共当局は三鹿有毒粉ミルクを食用したことが原因で死亡した子どもは僅か4人と発表していて、田さんの子どもが同じ原因で死亡したことを認めなかった。

報道によると、三鹿公司はすでに、昨年11月に粉ミルクの問題を発覚したとし、今年の6月に上層幹部まで粉ミルクの中にメラミンが含有していることが広がった。しかし、それから9か月が経ってから、ようやく株主のフォンテラ社に知らせたという。

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