メラミン汚染、中国の食品に広範囲に深く浸透=香港専門家
【大紀元日本11月1日】中国産乳製品から有毒物質メラミンを検出したのに続き、中国産鶏卵もメラミンを含有しているのがこのほど判明した。香港の専門家は、鶏の飼料がメラミンに汚染されることが原因だと指摘し、この有毒化学工業原料が広範囲な中国の食物連鎖に深く浸透している可能性を示唆した。
香港の政府機構「香港食物安全センター」は10月25日、中国産の鶏卵からメラミンを検出、その含有量は香港の安全基準より9割も高いと公表した。ちなみに、香港市場の鶏卵の6割は中国産である。
中国の食品製造業者は食品のタンパク質含有量をごまかす為にメラミンを投与事件が発覚して以来、豪州、台湾、日本、タイなど20以上の国と地域で中国産原料を使用する乳製品からメラミンを検出、最近では、その範囲はたんぱく質粉、小麦粉、魚、お茶、化粧品などにまで拡大。
関連記事
なぜ私たちは、気づかぬうちにネガティブ思考の渦に飲み込まれてしまうのか。脳科学と最新研究から「絶望のループ」の正体をひもとき、抜け出すための具体的なヒントを探ります。
101歳で運転も世界旅行も現役──栄養学者が語る、遺伝ではなく「7つの生活習慣」こそが長寿の鍵。誰でも実践できるシンプルな秘訣が詰まっています。
毎日使う鍋や食器が、知らずに体へ影響しているかもしれません。がんを克服した教授が実践する「無毒キッチン」の知恵を通して、今日からできる安心な選び方と食習慣を学べる一編です。
金価格が高止まりする中、富裕層は地金を保管するだけでなく、貸し出して収益を得る動きを強めています。金で利息を受け取るゴールドリースは、インフレ対策と資産活用を両立する手法として注目されています。
自閉症は一つではなかった――。最新の国際研究が、早期診断と遅発診断で遺伝背景や発達経路が異なることを解明。支援やスクリーニングの在り方を見直す重要な知見です。