新型インフル、英国の死者6万5千人を予測

【大紀元日本7月26日】AFPは16日、新型インフルエンザの影響で、英国では今年7月中旬までに29人が死亡、55,000人が感染したと伝えた。英国のチーフ・メディカル・オフィサーのリーアム・ドナルドソン氏(Liam Donaldson)は、今年の冬には英国の約3分の1が新型インフルエンザに感染し、ウイルスは5年間続く可能性があると警告。また同氏は、最悪の場合、英国で65,000人が新型インフルエンザで死亡、冬には12%の労働人口が感染すると予測した。

英国政府は、新型インフルエンザに感染したと思われる市民に対して、電話またはインターネットを通じての診断や、抗ウイルス剤の発送サービスを7月下旬から開始すると発表した。

WHOワクチン研究ディレクターのマリー・ポール・キニー氏(Marie-Paul Kieny)によると、ワクチンの発送は早くても9月になるという。

(翻訳編集・余靜)

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