小学生突然死、新型インフル感染か=中国黒竜江省

【大紀元日本1月2日】11月30日、黒竜江省双城市にある小学校で、女子児童(9)が倒れ病院に運ばれたが、3時間後に死亡した。情報筋によると、公安局は、「死因は脳炎と肺炎で、インフルエンザではない」ことを、遺族ら周辺の人に徹底させたという。

一方、亡くなった女生徒は新型インフルエンザに感染していたとする情報もあるが、学校、病院および両親は共にコメントを控えている。

黒竜江省衛生庁25日の報告によると、同省で新型インフルエンザに感染し死亡したケースは17件。最近2週間では102人が入院治療を受け、5人が死亡したという。

また、中国農業部は、11月19日に国家鳥インフルエンザ参考実験室が黒竜江省双城市にある屠殺場のサンプル4件から新型インフルエンザ(H1N1型ウイルス)の陽性反応が検出したと発表した。遺伝子配列分析の結果、このウイルスは現在流行っているヒト感染新型インフルエンザのウイルスと99%同質であることが判明した。専門家は、新型インフルエンザに感染した人が豚の輸送途中、または屠殺場で豚と接触した可能性を指摘している。

(記者・陳怡蓮、翻訳編集・余靜)
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