【神韻の足音】⑥ 「いくら払っても見たい」

【大紀元日本1月21日】「百年に一度の」などと無責任な枕詞が乱用されて、よけいに沈鬱な空気を日本にもたらしてしまった。不景気とは、一面において実態であろうが、実は観念の部分が相当にあって、人を不安にしているのは、むしろ後者なのではないかと思われてならない。

そんな「観念の不景気」のせいで、神韻のすばらしさに触れるはずの人が遠ざけられたとすれば、これほど残念なことはないだろう。

神韻公演を見るには、もちろんチケットを購入していただかなければならない。S席なら1万円。高い、と口に出す人もいた。

しかし、こんなお客様もいた。神戸在住の方で、毎年、神韻の大阪公演を楽しみにしているが、今年はどうしても日程の都合がつかなかった。

その方は、交通費をかけて東京公演に来た。どうしても神韻を見たかったそうだ。

(大紀元時報2009年5月14日号より転載)