【神韻の足音】(22) 神韻が残してくれたもの 最終回

【大紀元日本3月1日】新たなる感動を携えて、神韻がまた来る。昨年の神韻日本公演が閉幕して以来1年間、神韻の美しい余韻を響かせ続けてきた小欄も、その役目を終えようとしている。

とは言え、努力はしたつもりだが、その任を十分果たせたとはとても認められまい。神韻とは、神韻以外の表現手段で代替できない圧倒的な宇宙なのだ。そのことを思い知り、無力な筆を置く小欄は、むしろ爽やかな気分でさえある。

しかし、一つの願いだけは最後まで貫いたと思う。読者各位に本物の神韻を見ていただきたいという、心からの願いである。この地球上に、偶然にあらずして生まれた私たち。その私たちが日々の忙しい生業の中でふと忘れてしまった大切なものを思い出させるとともに、勇気と、希望と、優しさを、生涯忘れえぬ形で神韻は私たちに残してくれた。

まもなく始まる今年の神韻日本公演。その会場で、読者各位に会えることを楽しみにしている。

(穆)