米研究:植物とクモ、同じ獲物を争奪
【大紀元日本5月24日】自然界では日々、動物と植物が同じ獲物を獲得するための争奪戦が繰り返されている。米科学者らによる最新研究発表が、英国の科学者にとってパイオニア的な機関である英国王立協会の「英国王立協会B紀要」(Proceedings of the Royal Society B)(※1)に掲載された。
研究チームは、フロリダ州の湿地で実際に生息しているコモリグモ(wolf spider)と食虫植物のモウセンゴケ(pink sundews)(※2)の関係について観察研究を行った。獲物の少ない時に、コモリグモは獲物を捕まえるチャンスを増やすために、より大きな網を張る。しかし、それによって、モウセンゴケは獲物を捕まえるチャンスが妨げられ、犠牲になることが分かった。
モウゼンゴケはロゼット状の葉を持ち、その先端の粘液で獲物を捉える。獲物は粘液にくっ付くと身動きができなくなる。一方、コモリグモの巣にも似たような粘性があり、モウセンゴケと同様に、白トビムシなどの節足動物や、小型のハエ、蟻を捕る。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。