1分で読める故事成語(大紀元)

登竜門(とうりゅうもん)【1分で読める故事成語】

【大紀元日本6月12日】ブログで日記を公開すれば、プチ「作家」。おしゃべりをそのまま携帯に流しただけで、ケータイ「小説家」。少しお金を出せば、自費出版で見栄えのいい本の「著者」に。

今は「一億総物書き」と言われるように、誰もが小説家や作家になれる。が、誰もが一流になれるわけではない。

自分の本が店頭に並び、雑誌社や出版社から途切れることなく執筆依頼が来て、ペン1本で生業(なりわい)を立てることができるようになるには、新人としてその実力を認められねばならない。

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「類は友を呼ぶ」は、もともと気の合った者や似た者同士は自然に寄り集まるという意味ですが、後に、悪人が互いに手を結び、悪事をなす比喩としても使われるようになりました。
南宋の愛国詩人とされた陸游(りくゆう)は強硬な対金主戦論者であったため、官職を罷免され、故郷に戻りました。 ある日、遠足に出かけた陸游はどんどん先へと歩いていき、いつの間にか 人気が全くないところへ来てしまいました。斜面の上から見渡せば、前に川が流れ、山が立ち並び、すでに道がありません。
「顰みに倣う」の出典は『荘子』です。著者の荘子は道教の始祖の一人とされ、実は、『荘子』の中のすべての作品が荘子のものではなく、多くはその弟子や道教の者たちの作品です。
「投桃報李」は『詩経』「大雅・抑」から来ており、衛の第11代君主・武公が自分を励ますために作成した詩です。
「墨を金のごとく惜しむ」は、一筆もおろそかに書かない、あるいは、軽々しく筆を下ろさないことのたとえで、後に洗練の努める意として使われます。