暴雨にも負けず、洪水にも負けず=江西省・記録的な水害を生きる人々

【大紀元日本6月25日】中国南部の10の省(市、区)を襲っている豪雨被害。中でも特に江西省は被害が深刻。省内の河川が次々と警戒水位に達し、撫河、信江などでは歴史的な大洪水となった。さらに、撫河の堤防が決壊し、溢れ出た水は、檻から飛び出した猛獣のように人々の日常を漁っていく。

暴雨にも負けず、洪水にも負けず。自然の猛威の前では人間は無力、それでも懸命に生きていく人々。

13日から降り続いている豪雨による死者は23日16時の時点で、すでに211人、行方不明者は119人に達した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の夜空でドローンが「謎の霧」を散布。十数省で相次ぎ報告され、焦げた臭いに住民が騒然。当局は沈黙したまま…何が起きているのか。
中国の鉄鋼業は不動産不況やインフラ投資減速により縮小傾向。2025年までに鉄鋼輸出が5割減少すると指摘している
小野田紀美科学技術相は5日の記者会見で、南鳥島沖で進められる国産レアアース採掘に向けた深海試験について、「我が国の経済安全保障上、極めて重要な取り組みだ」と述べ、研究開発への期待を示した。
中共外交部の報道官が数日間にわたり、サンフランシスコ平和条約(1951年)の合法性を否定し、国際法上の効力を持つのはカイロ宣言とポツダム宣言であると強調したことが、国際社会や法学界で議論を呼んでいる。日中間で「台湾有事」をめぐる外交的緊張が高まるなか、事態は新たな局面に入った
中国河南省で転落事故後に死亡した14歳少年の臓器提供を巡り、母親が「手はまだ温かかった」と疑念を示した。死亡判定や手続きの透明性にネット上で関心が高まり、事例は国内で波紋を広げている。