<今日は何の日?>8月11日 気象衛星「ひまわり2号」打ち上げ

【大紀元日本8月11日】1981年8月11日午前5時3分、静止気象衛星ひまわり2号」が、N-IIロケット2号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた。同衛星は一部に国産の部品が使用され、国内の宇宙センターから国産ロケットによる打ち上げが成功した初めてのケース。

「ひまわり」という愛称の由来は、太陽を追うように向きを変えながら花を咲かせるヒマワリから。いつも地球を同じ方向から見ているという意味と、1日に1回地球を回るという意味で「ひまわり」と名付けられた。

しかし、2号機の国産ヒマワリが上手に「日回り」するのはそう簡単ではなかったようだ。翌々年の83年にはトラブルが発生し、エラーが頻発したため、84年には米国産の1号機へ再び観測衛星の座を譲った。同年、3号機が運用を開始し、1987年に2号機は運行を停止している。

現在運行している米国産6号機と国産衛星7号機は、幾度かトラブルを重ねながらも気象映像の配信を続けている。後継機は2014年から16年ごろに打ち上げが計画されている。

N-Ⅱロケット発射の時(JAXA/PhotoArchives)

打ち上げ当日の11日、日中に撮影された「ひまわり2号」を乗せたN-Ⅱロケット(JAXA/PhotoArchives)

発射準備が完了した「ひまわり2号」を乗せたN-Ⅱロケット(JAXA/PhotoArchives)

(飯村)
関連記事
1271年、モンゴルのフビライ・ハンが元を建て、初めての漢民族以外の皇帝となりました。その後、数十年にわたり、中国はかつてない規模の帝国となり、元は文化の多様性と国際貿易の栄えた時代となりました。
明の最初の皇帝・太祖の生い立ちは、朝廷生活とはほど遠く、彼は朱元璋と名付けられた農民の子供でした。彼は最初、僧侶の道を歩みましたが、モンゴル主導の元が朝廷内の闘争で弱体化する中で反乱軍に参加し、まもなく右に出るもののいない軍事家として才気を発揮することとなりました。
胃酸逆流の症状を抑える等、一般的な胃腸薬を服用している人は、知らず知らずのうちに偏頭痛を発症するリスクを高めているかもしれません。 このような一般的な治療薬と偏頭痛との関連性について、アメリカ神経学アカデミーが発行する「Neurology Clinical Practice」オンライン版に掲載されました。研究では、胃腸薬が偏頭痛を直接引き起こすとは断定されていないものの、両者の間には何らかの関連があるのではないかと考えられています。
子供のいじめ、自殺、暴力・・・昨今、心の痛むニュースが後を絶えません。生まれてきた時は、誰もが純粋で善良だったはずなのに、何が子供たちを悪へと走らせるのでしょうか。人生には学校の教科書から学ぶことのできない、大切な価値観があることを子供たちへ伝えることが重要です。将来を担っていく子供たちに、ぜひ読んでもらいたい物語を厳選しました。
さまざまな予測不可な症状に悩まされていませんか?一つの症状が改善されると、また別の症状が現れると感じていませんか?それはマスト細胞活性化症候群(MCAS)が原因かもしれません。