再建の家は再び土の下へ 四川大地震震源地、土石流発生

【大紀元日本8月15日】2年前に発生した四川省大地震の震源地である四川省ブン(汶)川県で14日未明、大雨により土石流が発生した。このため長江の主要支流ミン江の流れがせき止められて水位が上昇し、病院は押し流され、再建したばかりの家宅は浸水被害にあっている。同日午後4時までで38人が行方不明となっており、直接被害を受けた被災人口は3万人に上る。

また13日午前4時ごろにも、同じく四川省大地震の被災地である綿竹市で土石流が発生した。現地の主要川である綿遠河にかかる大橋が押し流され、濁水の流れが滞った所に湖が形成され始めている。中国政府系の14日午後4時までの報道によると、この土石流による死者と失踪者は38人となっている。現在も被害の調査が進められている。

(翻訳編集・坂本)
関連記事
このほど、中国陝西省にある村の畑に設置された「散水機」が偽物であったことがわかった。
2024年5月6日、黒竜江省ハルビン市に住む16歳の少女が自宅で入浴中、浴室のガラス製の扉が突然破裂する事故が起きた。
2024年5月2日夜、中国吉林省にある司法警察官を養成する専門学校で集団暴行事件が起きた。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。
バイデン米国大統領は2024年5月14日、中共(中国共産党)の不公平な貿易実態に対抗するため、複数の中国製品に […]