清明節に大学「集団外出禁止令」 ジャスミン集会警戒か
【大紀元日本4月5日】中国では4月5日は死者を弔う「清明節」。春めくこの季節に郊外を散策するという習慣も根付いている。しかし今年、中国当局はこの習慣に気を揉んでいるようだ。「散策」がジャスミン集会に変身することを恐れる当局は、清明節の休暇中に大学生が団体旅行するなどの集団外出を禁止することにした。
ラジオ自由アジア(RFA)の報道によると、遼寧石油化工大学で学生に出された公告は「休暇中に学生は規定日よりも早く学校を離れてはならない」としており、「いかなる形式においても団体での旅行は認めない」と明示している。
また、西北工業大学や大連海洋大学、湖北経済学院、武漢科技大学中南分校もいずれも集団での「禁遊令」が出されている。「私たちのクラスは今週末小旅行を予定していたが、この通達で計画が水の泡になった。みんながっかりしている」と、武漢科技大学建築学科の劉祥源さんは話した。
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