結婚生活の秘訣 6つの「べからず」

【大紀元日本4月20日】桜の季節も終わりに近づき、初夏はもうすぐそこ。公園で仲睦まじい恋人たちが多くみられるこの時期は、結婚式のシーズンでもある。しかし、アメリカではカップルの離婚率が50%に届き、2組に1組が別れてしまうという残念な結果が出ている。新婚の2人が結婚生活でいかに互いに心を開き、正直に話し合いが出来るか、意志の疎通がはかれるかで結婚の行く末が決まるようだ。

結婚をダメにするのは、簡単である。だれ1人として完璧な人はいない。従って、すぐにあきらめて別れたりせず、互いの悪い癖を少しでもなくす努力をして、2人で一緒に気持ちを確認しながら成長していくのが最善の方法である。下記に述べる6つの「べからず」が、離婚を回避するための秘訣だ。

1)秘密にする― お金に関することやちょっとした事でも、配偶者に内緒にするのはよくない。大きな買い物をしたら、友達に話しても「内緒にしてね」なんて言わないこと。

2)部屋を汚くする― 家の中がゴチャゴチャになると、誰が片付けるかという責任分担でもめる。家事がケンカの元となり、互いのストレスが増し、わだかまりの原因になる。

3)相談を避ける― 結婚生活において、最初に相談できるのは配偶者。いつも友達や親戚に相談したり意見を求めたりすると、配偶者を尊重していないばかりか相手をひどく傷つけることになる。

4)常に相手を批判する― いつも相手の意見に同意せず、日常生活の取るに足らないことで相手を口うるさく批判してはいけない。二人の結婚生活は、いつもケンカばかりで、楽しくなくなってしまう。

5)夫婦生活の営みを避ける― これは結婚生活では思ったより重要である。その事により幸福な結婚生活を送れるのか、それとも一生つながりを持たずに、いわゆるルームメイトのように一緒に暮らしていくのか、と大きな違いが出る。統計では、15~20%のカップルが関係を持っていないという。初めてデ-トした時のような、新たな気持ちになるのもひとつの方法である。

6)愛情ある言葉を少なくする― 毎日、少なくとも一回は互いに感謝の気持ちや愛を込めて「ありがとう」「愛してる」と相手に言ってあげること。これは結婚を継続するためにはとても大切な言葉である。それにより配偶者は、自分が愛されていることを再確認するのだ。

最後に、夫婦には致命的な「4つの危険要因」があることもお忘れなく。相手を非難する、侮辱する、自分を正当化するために自己弁護する、逃避することはしないように。

 (編集・山崎)