愛される国宝パンダ 映画主人公とは異なる 悲しき運命
【大紀元日本6月24日】6月中旬に封切られた「カンフーパンダ2」は、アメリカをはじめ中国、ロシア、韓国、インドの映画界で大ヒットを記録している。映画の主人公パンダ・ポーは、カンフーの達人たちと平和の谷の住民に愛され、楽しく暮らしている。しかし実際、パンダは中国の外交エージェントとして、商売道具として海外へ送られ、多くはその地で子を持たぬまま死ななければならない運命にある。
四川省や陝西省など中国のごく限られた地域にだけ生息し、笹を好むパンダ。ユニークな白黒模様を持つ、でっぷりとした愛嬌ある姿のこの動物は、世界中の多くの人々に愛されているはずだ。
しかしそのパンダは大変脆弱な生殖能力とデリケートな性格であるため、子供を産ませるには、高度な技術と環境条件が求められる。雄の70%には交配意欲がなく、90%は無精子だ。さらに雌のパンダの排卵は年に一度だけで、受胎が可能な期間は数日ほどである。
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